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多発するうっかりミスによるドメインの有効期限切れに注意

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ドメイン名はずっと使い続けられるわけではありません。

ドメイン名には有効期限が設定されており、通常はドメイン登録から1年後に有効期限が切れてしまいます。

有効期限が切れるまえに料金支払いなどの更新手続きを行うと、有効期限が1年延長されます。

ところが、有効期限が切れることに気が付かず、更新手続きを行わず、ドメインを失効してしまい他者の手に渡ってしまうとても悲しいケースが後を絶ちません。

ついうっかり、ドメインを失効してしまうような事故が少しでも減ればと願いを込めて、意図せずドメインを失効してしまったケースを紹介します。

ドメインの有効期限の確認

ドメインの有効期限はドメイン取得業者の管理画面で確認することができます。

また、WHOIS情報にも記載されているので、詳しい方ならWHOIS情報検索でも確認することもできます。

有効期限とは、その名の通りそのドメイン名を使うことが有効期限です。

この有効期限が切れると、インターネット上のデータベースからそのドメイン名が抹消され、ホームページやメールが使えなくなります。

通常は、ドメイン取得業者から有効期限が切れる前に契約更新に関する通知メールが届きますので、そのメールで確認することができます。

しかしながら、ドメイン取得業者からの契約更新メールに気が付かなかったなどの場合、ホームページが見えなくなってから、ドメイン名の有効期限が切れたことに気が付きます。

メールを確認していないケース

一番多いケースが、「メールを確認していなかった」ために有効期限が切れてしまったというケースです。

そんな重要なメールだなんて思ってもみなかった

契約更新の通知メールには、契約更新の方法、料金の支払い方法など手続きの方法が記載されています。通常、有効期限の1か月以上前から数回にわたりメールが届きます。

まったく読んでいない方もいますし、目にはしていてもそんな重要なメールだと思っていなかったという方もいます。

こんな重要なことなのにメールの連絡だけなの?という方もおられると思いますが、個人向けの格安ドメイン取得サービスは通常メールだけの連絡です。

郵送などで連絡が欲しい方は、お名前.com(更新案内はがき)、名づけてねっと(請求書後払い)を利用することをおすすめします。

迷惑メールフォルダに自動で振り分けられていた

「迷惑メールフォルダに自動で振り分けされていて、メールが来ていることに気が付いていなかった。」というケースも多いようです。

ドメイン取得業者から送られてくる連絡メールは、あらかじめ迷惑メールに振り分けられないよう設定しておきましょう。

メールアドレスが変わっていた

「メールアドレスを変更して、前のメールアドレスは使っていない」というケースもあります。

ドメイン取得業者から送られてくる連絡メールは、ドメインを登録した時に設定したメールアドレス宛に送られます。

メールアドレスが変わったら、ドメイン取得業者の管理画面で変更することができますので、忘れずに変更しておきましょう。

メールアドレスの登録なんてしてたっけ?覚えてない

「メールアドレスの登録なんてしたっけ?覚えていない」というケースも聞いたことがあります。

会社で利用しているドメイン名の場合、「前の担当者から聞いていない」というケースになるようです。

どんなメールアドレスを登録しているか分からないということ自体が問題です。ドメイン取得業者の管理画面でメールアドレスの登録をしておきましょう。

ドメインの有効期限切れを防ぐ契約自動更新の確認

多くのドメイン取得業者では、有効期限が切れる前に自動で契約を更新するよう設定することができます。ドメインの有効期限切れを防ぐのに、自動更新の設定をしておくことはとても重要です。

しかし、自動更新の設定をしているにもかかわらず、ドメインを失効してしまうケースは意外に多いのです。

「自動更新にしているから大丈夫」という思い込み

自動更新にしていると思っていたのに、実際に設定していなかったというケースがあります。

メールでも契約更新の連絡が来ていたのですが、契約更新手続き完了のお知らせだと思い込み読み飛ばしていたという話をよく聞きます。

クレジットカードで自動で支払ってくれるんじゃないの?

これは、スタードメインをご利用の人向けにの注意事項です。

スタードメインでは、自動更新にしていても支払いは自動で行われません。有効期限前までに手動で支払いをしなければドメインは失効してしまいます。

スタードメインでは、自動更新といっても自動ではなく手動での手続きが必要なので注意してください。

クレジットカードのエラー

自動更新でクレジットカードのエラーになった場合、他のクレジットカードに変更するなど、別の方法で料金を支払わなければドメインの更新ができません。

クレジットカードがエラーになった場合、ドメイン取得業者からメールで連絡がくることが多いのですが、契約更新手続きが完了したお知らせだと思い込み読み飛ばしてしまうケースが多いようです。

クレジットカードがエラーになる理由は残高不足による支払いエラーが多いようです。特にデビットカードを利用している方は、残高不足になりやすいので注意が必要です。

その他、クレジットカードを紛失して交換していた。有効期限が切れていた。別のクレジットカードをメインカードにして前のクレジットカードは解約した。など理由はさまざまです。

クレジットカードによる自動更新といえども、ドメイン取得業者から送られてくる通知メールを「思い込み」で読み飛ばさないよう注意しましょう。

最も安全なのが自動更新後払い

多くのドメイン取得業者では、その料金支払いは前払いです。入金が確認できなければドメインの更新はできません。

料金支払いのうっかりミスによる有効期限が切れを防ぐには、料金の支払いを契約更新後の後払いにしておくのが最も安全です。

名づけてねっとの請求書後払いを利用する

請求書後払いに対応しているドメイン取得業者は、私が調べた限りNTTグループ運営の名づけてねっとのみでした。

名づけてねっとは法人向けのドメイン取得サービスで、多くの法人が登録しているようです。

価値のあるドメインなど、ドメインが失効してしまった場合の損害が大きいような場合には、より安全な請求書後払いにすることをおすすめします。

うっかりミスへの対処として救済措置がある

意図せずにドメインの契約更新ができなかった場合の救済措置として、ドメインの復活という手続きがあります。

復活可能な期間はドメインの種類、ドメイン取得業者やその支払い方法によって異なります。
例えば、「.co.jp」をお名前.comでクレジットカード支払いで取得した場合、復活可能な期間は登録期限日から19日間、ただし登録期限日の翌月1日午前1:30までは手続きできません。復活にかかる手数料は10,000円です。

ドメインの復活は、意図しないドメイン失効を防ぐための救済措置として設けられているものであり、必ず復活手続きができることを保証していません。さらに、復活されるまでに数日の期間を要します。また、費用面でも更新料に加えて高額な復活手数料が必要となります。

ドメインの復活はあくまで最終手段です。うっかりミスがないようにするのが基本ですので、契約更新を確実に行うよう支払いには十分気をつけてください。

ドメイン失効するとどうなるか

有効期限が切れドメインが失効してしまった場合、そのドメインを再取得できるタイミングまで待ってから、再度取得し直すのは難しいと思います。
詳しくは次の記事で解説しています。
ドメインが乗っ取られた?ドメイン失効するとどうなるか

まとめ:多発するうっかりミスによるドメインの有効期限切れに注意

  • ドメイン取得業者の管理画面でドメインの有効期限を確認しておきましょう
  • メールを確認していないケースが多いです。登録するメールアドレスのメンテナンスを忘れずに
  • ドメインの有効期限切れを防ぐ契約自動更新を設定しましょう。クレジットカード情報のメンテナンスも忘れずに
  • ドメインが失効してしまった場合の損害が大きいような場合、法人向けの請求書後払いにしましょう
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